みんなのアマビエ展
2020年09月07日
江戸時代のおまもり妖怪、参上!
みんなのアマビエ展が大阪・中之島図書館2階の展示室で開催しています
中之島図書館は歴史的かつ名建築
図書館ですが所蔵する書籍は少なく予約や返却の拠点となっています
天満の風アートプランニングの泉井様の企画の
コロナ禍で注目された江戸の妖怪アマビエをテーマにした展覧会
大阪の感染者も一日100名くらいある中で
これからはWithコロナで生活していかないといけないと
皆がある意味覚悟した状態での開催となりました
私も泉井さんから声がかかり参加することにしました
アマビエ伝説はこうです
九州の海から生まれたアマビエは災害が起こると現れて
「わたしを写して描くと災害が収まり豊作となる・・・」です
その資料としての絵は1つしかなくその姿は
髪が長く口は鳥のように尖っていて体は鱗で脚が3本
と非常に奇妙なものです
私はアマビエを描くにあたって
どういうアプローチにしようかと随分と悩みました
そして画家というよりもむしろデザイナーとしてアプローチするのが
いいのではないかという結論に達しました
それはアマビエを画家として自分のスタイルでその姿を描く
ということではなく
現代にもしアマビエが出現したらどんなアマビエを人は望むだろうか?
と考えたからです
現実的なところ今人々はコロナウイルスに対抗する
化学的なワクチンや薬を望んでいるだろう
その姿はまさにドラえもんののび太くん状態
私のコンセプトはコレでした!
ということで生まれた私のアマビエは
「アマビえもん」です
そして胸のポケットから人が望む何かを
それはワクチンなのか薬なのかいや
もっと凄いものなのかもしれない
それを出してくれるのだ!
「コロノン」!!!!!!!!!!!
※CORONA NON ということですね
text by kammy